子宮筋腫の症状とは

子宮筋腫は、
20代以降の女性の3人に1人位は
患っていると言われます。

生理痛が酷かったり、貧血がある、
下腹部の違和感などの自覚症状で
診察を受けた際や、
健康診断などで発見されることもあります。

よく聞く、この子宮筋腫とは
一体どんなものなのでしょうか。

子宮筋腫とは

主に子宮筋層の平滑筋細胞から発生し、
女性ホルモンであるエストロゲンの働きで、
発育する良性腫瘍のことです。

出来る場所によって大きく分けて、
子宮の内側(粘膜下筋腫)、
子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、
子宮の外側(漿膜下筋腫)などがあります。

筋腫は筋肉で出来たコブの様なもので、
筋腫の90%以上は子宮体部に発生し、
残りは頸部に出来ます。

小さい筋腫で
肉眼で見えるかどうか位の小ささから、
大きい筋腫で
数十cmや10kg超える大きさもあるようです。

20代でも発生します。

また、大きな筋腫の約0.5%位
悪性の子宮肉腫が含まれることがあります。

筋腫か肉腫か見分けが難しい時は、
大きさや患者の年齢、大きくなるスピード、
細胞診や組織診などで
判断するようになります。

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気になったら、まずは筋腫かどうか
簡単にチェックしてみましょう。

1.月経血が多い

2.月経時の出血にレバー状の塊が多い

3.月経痛が酷い

4.貧血気味

5.不自然に下腹部がポッコリする

などです。

当てはまったり、気になるようなら
怖がらず婦人科で診てもらいましょう。

子宮筋腫の原因

筋腫には「芽」のようなものがあり、
この芽は生まれつきあるそうです。
女性ホルモンの働きが
活発になる30代をピークに、
エストロゲンが何らかの状態で作用して、
筋腫になっていくとのことです。

この「芽」が大きくなるならないは、
個人差のようです。

筋腫が出来ていく詳しいメカニズムは、
まだ解明されてないようです。

このエストロゲンの分泌が減る閉経期には、
筋腫も小さくなると一般的には言われます。

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子宮筋腫の症状と治療方法

【 1.子宮筋腫の症状 】

筋腫のある部分の子宮内膜が薄くなり、
うっ血・壊死・潰瘍などが生じて、
月経血が増えます。

人によっては酷い貧血・動悸・息切れ
酷い月経痛、
月経時の出血の多さ、

月経時の出血にレバー状の塊が多い、
不自然にお腹がポッコリする、
腰痛などの症状を訴える方が多いのです。

酷くなると・・・

膀胱や尿管が圧迫されて排尿障害で
水腎症になったり、
骨盤内の血管を圧迫して

下肢に浮腫静脈瘤
出来ることもあります。

また、筋腫のある位置によっては、
流産や不妊の原因にもあることがあります。

筋腫の出来る場所によって、
症状が若干違います。

①粘膜下筋腫

月経血が多く、
なかなか止まらないことがあり、
不正出血もあります。
不妊の原因にもなります。

②筋層内筋腫

月経痛が酷く、
月経血が多いなどの症状です。

③漿膜下筋腫

子宮以外の周りの臓器を
この筋腫で圧迫するので、
腎臓や膀胱や腸などの異変があります。

【 2.治療方法 】

小さな筋腫や数が少なく
日常生活に影響がない場合は、
様子を見ることもあります。

酷い月経痛・出血量・貧血、筋腫の大きさ、
妊娠に差支えのある場合は、
筋腫を取除いたり小さくする必要が出ます。

筋腫が出来てしまったら・・・

・経過観察
・手術して摘出
・薬での治療

に大きく分けられます。

悪性の可能性が否定できない場合は、
もちろん手術になります。

また、挙児希望か希望でないかでも
治療法が変わってきます。

将来子供が欲しい場合は・・・

①子宮全摘出を避ける

筋腫核出術(筋腫のみ取る)

③腹腔鏡下手術

④子宮動脈塞栓術

脚の付け根からカテーテルを入れ、
筋腫にいく子宮動脈の血液を塞いで、
筋腫を小さくする方法です。

妊娠は不可能ではないそうですが、
病院によっては妊娠希望のかたには
行わないこともあります。

⑤ホルモン療法

人工的にエストロゲンの分泌を抑え、
閉経させた状態にして、
まず筋腫を小さくさせる方法です。

まずは筋腫を小さくしてから
妊娠するようにします。

点滴や点鼻薬で行います。

薬がわりと高価なようで、
更年期の様な副作用があるようです。

半年くらいしか継続するのは
難しいようです。

中止すると、
筋腫は元に戻ることが多いそうです。

子供を希望しない場合は・・・
上記の方法に、
全摘出を検討することもあります。

健康診断を欠かさず
早くに発見しておきたいものです。

参考動画