急な無気力感が襲う「燃え尽き症候群」の3つの原因と予防法
これまで一生懸命頑張っていたのに、ある日突然燃え尽きたように無気力になる燃え尽き症候群。まるで燃え尽きてしまったかのように今までと打って変わって無気力になるのでそう呼ばれていますが、特別なことをしていた人にだけ起こるわけではなく、誰もがそうなってしまう可能性があります。そこで今回は、無気力症候群の原因や予防法をご紹介いたします。


広告

燃え尽き症候群の原因と症状

すべてが燃え尽きてしまったかのように突然の無気力感に襲われてしまう燃え尽き症候群。特別な仕事や強い使命感を持って生きている人にだけ起こるものというイメージがありますが、誰しもが燃え尽き症候群になる可能性をもっています。

燃え尽き症候群の原因とは一体何なのでしょうか?

燃え尽き症候群の原因

オーバーワーク

過度に頑張り過ぎるオーバーワークが燃え尽き症候群の原因となる場合があります。生活するうえで仕事や育児、介護など頑張らないといけないことは誰しもありますが、満足な休息も取らず頑張り過ぎてしまい心が燃え尽きるのです。

オーバーワークになりやすいのは、責任感が強い方や1つの物事に強い思い入れがある方、アクティブな方などに見られやすい傾向にあります。

こういったタイプの方は、周りの意見を聞き入れずに心が燃え尽きるまで頑張ってしまうことが多いようです。

1つのことに情熱を注ぐ

ある1つのことに対してだけ強い情熱を注ぐことも燃え尽き症候群の原因のひとつです。その1つのものがなくなると自分自身を保つことができなくなるからです。

例えばスポーツ選手が、目標を達成したとたんに燃え尽き症候群になることがありますが、これはその目標を達成することがその選手のすべてだったため、その目標がなくなったことで自分自身を保つことができなくなってしまうのです。

スポーツ選手だけでなく、受験生や育児をしている方にも見られます。

無理をして心を燃やしている

本当はやりたくないことや自分が情熱を注げないことに対して、無理をして心を燃やしている場合も燃え尽き症候群の原因になってしまいます。

例えば理想の仕事に就いたものの、実際は自分の想像していた仕事とは違っていたということがあります。理想の仕事内容とは違っていたとしても、就きたかった仕事ですから無理をして一生懸命がんばりますが、本来はやりたかった仕事とは違います。

それに対して無理をして頑張ってもなかなか成果がでなかったりすると、「一体自分は何がしたかったんだろう」と虚しさが募り、無気力感に襲われてしまいます。

このように、精神的肉体的に限界を超えたり、情熱を注ぐものを失って自分の生きる意味を見出せなくなったりなどして発症することが多いのです。

燃え尽き症候群の症状

燃え尽き症候群の特徴的な症状はどういったものなのでしょうか。

その名の通り心が燃え尽きてしまうことで発症してしまう燃え尽き症候群ですが、
・気力がない
・やる気が起きない
・人に対して冷淡になる
・攻撃的になる
・イライラする
などがあります。

あらわれる症状には個人差があって、そのあらわれかたも徐々にあらわれることもあれば、ある日突然あらわれることも。燃え尽き症候群の症状の中でもよく見られるのは、何に対しても無気力になったりやる気が起きないというものです。

他には、自律神経の不調や引きこもり、依存症といった症状が出る方もいます。

急な無気力感が襲う「燃え尽き症候群」の3つの原因と予防法

燃え尽き症候群になりやすい人

燃え尽き症候群になりやすいのは、責任感が強い頑張り屋さんが多いです。そのため自分で「頑張り過ぎじゃないかな?」とオーバーワークに感じていても、それを隠すためにさらに頑張って他人に気づかれないようにしてしまうのです。

また職業で見ると、看護師や介護士、保育士、教師といった人を援助する仕事に就いている方です。これらの仕事は成果が見えにくく、失敗が許されません。しかも努力しても必ずしも報われるとは限りません。

対人の仕事は他のどんな仕事よりも手を抜けず、全力で取り組まなければなりません。

他にも悩みを話せる人が少なかったり、心配性、不安感が強い方も燃え尽き症候群になりやすいです。

広告

燃え尽き症候群の予防法

燃え尽き症候群は自分の理想と現実とのギャップを埋めるため、過度なストレスの中頑張り続けることや、1つのものに強い情熱を注いで頑張ることなどによって起こります。頑張ることは悪いことではありませんが、過度のストレスを感じたり自分を必要以上に追い込むのはNGです。

燃え尽き症候群を予防するには、
・理想を高く持ちすぎない
・自分一人ですべてを背負いこまない
・休憩をしっかりとる
・他人と比較しない
・趣味を持つ
・周りの人に悩みを相談する
といったことを意識してみましょう。

しっかり食べてしっかり寝るといった生活習慣の見直しも大切です。

急な無気力感が襲う「燃え尽き症候群」の3つの原因と予防法

燃え尽き症候群になってしまったら?

もし燃え尽き症候群かもと思ったら、まずは客観的に自分を取り巻く環境を見てみましょう。燃え尽き症候群になってしまった原因を見つけることが大切です。

そして原因を探りつつ、心と体をゆっくり休めることが大切です。

休暇を取って原因から少し離れてみたり、ストレス解消のために適度な運動を行ったりしましょう。燃え尽き症候群になってしまった自分を卑下したり、早く治さないとと焦ったりすると症状は悪化してしまいます。

まずは心と体を休めてから、原因を改善していきましょう。