痩せていてもお腹ポッコリ。「胃下垂」の8つの原因と治し方
胃下垂になるには様々な原因があり、食事をすると下腹部がポッコリ出てしまうのが特徴です。胃下垂を治すには原因を知り、その原因にあった対策をとることが必要です。

そこで今回は、胃下垂の原因や治し方についてご紹介していきます。胃下垂で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


広告

「胃下垂」とは?

胃下垂とは言葉通り、胃の位置が本体の場所よりも下に垂れ下がっている状態を呼びます。人によってはおへそや下腹部まで下がっており、胃の上部の位置は変わらないため、胃の下の部分が下がっていると考えられています。

胃下垂は自覚症状があまりありませんが、判断するポイントとして、
・胃の不快感
・胃もたれや胸やけ
・便秘や下痢
といった症状が長引くようであれば、1度胃下垂の可能性を疑ってみたほうが良いといえるでしょう。

痩せていてもお腹ポッコリ。「胃下垂」の8つの原因と治し方

胃下垂の原因

1,暴飲暴食

食べ物が入っていない本来の胃の大きさは小さく、そこに食べ物や飲み物が入るとその量に合わせて膨らみ消化をしていきます。

暴飲暴食をすると食べ物や飲み物が一気に胃に入ってきます。消化スピードが追いつかずにどんどん胃の内部に食べ物が蓄積されていき、その重みで胃が下に下がっていきます。

2,1回あたりの量を食べすぎる

低カロリーだからとキャベツやもやしなどを1度に大量に食べることも胃下垂の原因につながります。キャベツやもやしは確かにカロリー自体は低いですが、カロリーと食べ物の重さはまた別ものです。ダイエット中の方に多く見られる傾向のため、胃下垂にならないように注意しましょう。

早食いにも同じことがいえます。量はそれほど多くなくても短時間で食べ物が一気に胃に入ってくるため、胃への負担が大きく胃下垂へつながりやすくなります。

3,痩せすぎている

痩せすぎている方はもともと脂肪や筋力が少ない可能性があります。筋肉だけでなく、脂肪も胃を支える役割があります。

また、急激なダイエットに成功したけれど、お腹がポッコリしているという方は胃の場所が小さくなりすぎて下に伸びてしまった可能性もあります。急激なダイエットは健康にも悪影響を及ぼすため、注意しましょう。

4,筋力の低下

通常、胃は肋骨の中にありその外側を筋肉が支えています。筋力が低下してくると胃を正常な位置に押し戻す力が弱くなり、胃下垂へとつながっていきます。

5,骨盤の歪み

女性の場合妊娠や出産など、大きく骨盤が歪む出来事があります。骨盤を歪んだ状態にしておくと、歪みで支えきれなくなり胃だけでなく、内臓全体が下垂してきます。

6,猫背

猫背は体が常に丸まっている状態になるため、本来胃があるはずのスペースが狭くなり、胃下垂へとつながります。猫背は血液循環も低下するため、胃だけでなく他の臓器への負担も大きくなりがちです。

7,消化に時間がかかる

食事をするときによく噛まないで飲みこんでしまうと、胃で消化する時間が長くなります。完全に消化する前に次の食事で食べたものが胃に入ってきてしまうため、自然と胃に食べ物が蓄積されやすく胃下垂になりやすくなります。

8,ストレス

胃はストレスの影響を受けやすい臓器のため、過度なストレスは胃の働きを低下させてしまいます。働きが低下することで胃の内部に食べ物が蓄積されやすく、胃下垂へとつながります。

広告

胃下垂のデメリット

胃下垂は食べても太らないという良いイメージを持っている方も多いですが、胃下垂には多くのデメリットがあります。胃下垂の方は確かに太りにくいという特徴はあります。しかし、胃もたれや胃の不快感といった不調があり、胃腸の血流も悪くなりがちです。

血流が低下することで下半身全体がむくみやすくなったり、冷えに悩ませられやすくもなります。

また、胃下垂を放置して症状が悪化してしまうと骨盤の位置まで胃が下がってしまう場合があります。このような状態になると胃炎や胃潰瘍にもなりやすくなるため、早めの治療が必要といえるでしょう。

痩せていてもお腹ポッコリ。「胃下垂」の8つの原因と治し方

胃下垂の治し方

1,腹筋で筋力アップ

胃下垂を治す方法で最も多く行なわれているのが腹筋です。下腹部をメインに鍛えられる腹筋運動がおすすめです。

簡単にできる方法としては、
1,仰向けになり、両足を伸ばす
2,ゆっくりと両足を上に上げ、また床ギリギリまで下ろす

この動きはレッグレイズとも呼ばれ、下腹部の筋トレに最適です。手軽に実践でき、ダイエットにもつながりますよ。

2,食事の回数を増やす

一度に多く食べ過ぎてしまうという方は、食べる全体の量は変えずに回数を増やすのがおすすめです。イメージしやすいのは、1日3食プラスおやつといったスタイルです。

ここでいうおやつは甘い物ではなく、あくまで食事の補助として豆乳や野菜スティックといったものになります。回数を増やすことで1回あたりの胃の負担を軽くすることができますよ。

3,正しい姿勢を心がける

正しい姿勢を心がけるだけでも、自然と筋力が鍛えられます。すわっているときや立っているとき、常に正しい姿勢を心がけましょう。

片足に重心をかけるという立ち方や、極端なガニ股や内股もなるべく直すようにするとより効果的です。

4,整体で歪みを矯正する

骨盤の歪みはストレッチなどで自分で改善していく方法もありますが、自信がない場合は整体などにいき、骨盤の歪みを矯正してもらいましょう。

骨盤を正しい位置に戻すことで、胃下垂の改善だけでなく肩こりや腰痛といったさまざまな不調も改善されるでしょう。

胃下垂は太らないという良いイメージを持っている方も多くいますが、症状が進行すると胃炎などになりやすいため早めに治すようしましょう。

胃下垂になる原因は人それぞれ異なるため、自分が何故胃下垂になったのか原因を考え、対策を取ることが重要といえるでしょう。