指にできた血豆を素早く治すための注意点と2つの治し方
指をドアで挟んだり、ぶつけたりした時、後になってできる血豆は赤黒く見た目もあまり良くありません。また痛みも伴うので、破れたりしないうちに、できれば早く治してしまいたいものです。このような血豆を早く治すために、注意したいことと治し方について、詳しくご紹介します。


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血豆ができる原因は?

血豆は手や足にできるものと、口の中や唇にできるものとがあり、できる原因はそれぞれ違いますが、どちらも外部からの強い衝撃によってできます

血豆は皮膚の下で血管が破れ、行き場をなくした血液がたまっている状態で、医学用語では血腫と呼ばれます。いわゆる内出血の状態ですが、皮膚の表層で起きている場合には血豆になり、もう少し深い場所で内出血が起きた場合には、あざになります。

あざは皮膚の比較的広い場所を強く打った時にできますが、血豆の場合は指をドアに挟んだ時や、マラソンなど長時間運動をしていて、足がすれた時など、狭い範囲で出血が起きた時にできやすくなります。また足に合わない靴を履いていることで、靴擦れが起きますが、これが原因でも血豆ができます。

その他に、血豆ができやすい体質もあげられます。偏った食事などによる栄養不足や、毛細血管が弱く出血しやすい人、また血小板が血液内に少なく、出血してもすぐに血が止められない体質の人も内出血ができやすく、ちょっとした打撲で血豆ができやすくなります。

指にできた血豆を素早く治すための注意点と2つの治し方

素早く治すための注意点

血豆は何もしなくても1週間程度で治りますが、できた時にきちんと対処することで早く治すことができます。

血豆ができた時にすぐしておくべき応急処置

血豆を冷やす

血豆は出血をしている状態なので、まずはその出血を止めることが必要です。保冷剤、もしくはビニール袋に氷を入れ、血豆の上に薄手のタオルやガーゼをのせ、その上からあてて冷やします。20分程度そのまま冷やし、皮膚の感覚がなくなってきたら冷やすのをやめ、感覚が戻るまで冷やさずにおきます。1日か2日はこの冷やす作業をおこないましょう。

水で流す

水で冷やす方法もありますが、まずは血豆の部分をきれいに保つことが必要です。血豆は比較的皮膚の浅い部分にできているため、ちょっとした外部の刺激で破れてしまうことがあります。その時に血豆の部分が不潔な状態だと、細菌が入って炎症が起きてしまいます。血豆が破れない程度の水流で洗い流しておきましょう。

さらに血豆は気になるでしょうが、触ったりしてはいけません。また外部の刺激で破れてしまうことのないよう、ガーゼなどで覆い、保護するようにしましょう。

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血豆の治し方

自然に治る血豆ですが、適切な処置をすれば早く治すことができます。応急処置をした上で、きちんと対処しましょう。

1.自然治癒を促進させる

何もしなくても1週間程度で血豆は治りますが、その間に衝撃を受けて破れる可能性もあるため、できれば短期間で治すようにしましょう。血豆ができたらすぐに冷やして出血を止めた後、血行を促進させて新しい血液が流れるようにします。入浴をする他、手や足にできている小さな血豆の場合は、その部分だけをお湯に浸けるのもおすすめです。

2.血を抜く

たまっている血を出すことで、皮膚の再生を促進する方法です。ただし血の抜き方に問題があると、化膿する原因になりますので注意が必要です。

1.縫い針を用意し、消毒用エタノールで消毒する、もしくはライターやガスコンロを使い、火で針をあぶって消毒します。
2.血豆ができている部分を水でよく洗い流します。
3.針を血豆に突き刺し、血を出します。
4.血は脱脂綿に吸い取らせ、直接触らないようにします。
5.血を出し切ったら、絆創膏、もしくはキズパワーパッドを貼ります。

キズパワーパッドは、傷の部分を乾かさないようにし、体から出る体液を生かして治す絆創膏です。かさぶたを作らないので、比較的きれいに皮膚が再生されます。また水や外部の刺激にも強いので、指や足など使うことの多い場所に血豆ができた時にはおすすめです。

さらに血豆が早く治るよう、皮膚や粘膜の再生に必要なビタミン類や、たんぱく質、鉄分を含む食べ物をしっかり食べるようにしましょう。

指にできた血豆を素早く治すための注意点と2つの治し方

血豆がつぶれた時の対処法

血豆は刺激しないことで早く治りますが、ついまたぶつけてしまったり、足の場合は歩いているだけでも、やぶけてしまって出血することがあります。そのまま放置していると悪化して化膿することもありますので、きちんと処置をおこないましょう。

つぶれた血豆への対処方法

1.それ以上ひどくならないように破れてしまった時は触らないようにしましょう。
2.血豆がつぶれた場合には、そのまままず流水で洗い流します。
3.破れた血豆は皮膚を剥がしたりせずに消毒し、ガーゼや絆創膏で保護しましょう。

ただし、大きな血豆が破れて出血がひどい場合、さらに痛みがひどくなっている場合には、病院で改めて消毒と治療を受けるようにしましょう。自分で注意していても、細菌が入り込んで炎症を起こしている可能性があります。

また血豆でも悪性のものもありますので、血豆が何度もできる、またなかなか治らないといった場合にも、病院での診察を受けるようにしましょう。この場合はレーザー治療で治すことが可能です。