体を温めて体調を整えよう!「温活」の効果とやり方5つ
現代人は体温が低い傾向にあるといわれています。その原因は、常に管理された空調の中で生活することが増えたことにあります。そのため急な外気の温度差などに体がついていけなくなり、その結果自律神経が乱れ体調不良を引き起こしてしまうのです。そこで大切なのが、体を温め、健康と美容に効果のある温活です。今回は体の冷えがもたらす不調と、改善するための温活の方法について、詳しくご紹介します。


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体の冷えはなぜいけないのか?

私たちの体は、最奥部が常に37度に保たれています。これは免疫力や消化器官などが活発に働くための温度が36.5度から37度であるためで、生命維持に必要な温度を常に保つ働きが体にはあります。

ただ外気の影響や、運動不足などで筋肉が減ってしまうと、体で体温が維持できなくなるので、体の内部を温めようとします。そのため体の表面が冷えてしまいます。これが冷えの状態です。その状態がすぐに元に戻れば問題ありませんが、冷えの状態がずっと続くと、血行が悪くなります。

血液には体が必要とする栄養と酸素を送り届ける役割と共に、体の中で不要となった老廃物や、体にとって害となる毒素を排出する働きがあるため、冷えて血行が悪くなるとその働きが低下してしまいます。

血行が悪くなると、体のあちこちで働いている細胞の働きが低下し、体の器官の働きを悪くするだけでなく、免疫力を低下させてしまい、様々な病気の原因を引き起こしてしまいます。そのため、体の冷えは万病の元ともいわれ、冷えの状態は早急に改善する必要があるのです。

体を温めて体調を整えよう!「温活」の効果とやり方5つ

温活の効果は?

温活とは、ストーブなどで体を温めるのではなく、体の内側から温めて、体が持っている本来の力を取り戻すための方法です。温活をすることで、体の様々な不調が改善されます。

冷え性が改善される

常に手足が冷えている冷え性の人は、体を温める機能が低下している状態です。温活で体の中から温めることで、血行を改善し、冷え性を改善することにつながります。

ダイエットにつながる

体が冷えた状態だと、基礎代謝が低下し、脂肪がつきやすくなっています。温活で基礎代謝を上げることで、吸収した栄養分がすぐにエネルギーに変換されるようになり、太りにくい体になっていきます。

女性特有の病気の改善

体が冷えていると、一番影響を受けるのが、生命維持に関係のない子宮や卵巣です。十分に血液が行き届かない状態が続くと、子宮や卵巣の活動が低下し、ホルモンバランスが崩れて生理痛が重くなるほか、不妊の原因にもなります。温活をすることで、婦人病の改善にもつながります。

自律神経が整えられる

冷えの状態が続くと、自律神経の切り替えが上手くいかず、不眠などを引き起こしてしまいます。温活で体を温めることで、血管が開き、脳の温度が下がることで眠りにスムーズにつけるようになります。手足が冷えたままだと、いつまでも眠ることができない、また夜中に何度も目が覚めてしまうため、温活で自律神経を整えれば不眠の解消にもつながります。

体温が下がると、免疫力も落ちてしまいますが、体温が高い状態であれば、それだけで風邪やインフルエンザのウイルスを寄せ付けない体になります。

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温活のやり方

具体的に温活とは、どのようなことをすればいいのかその方法について詳しくご紹介します。

1.お風呂で体を温める

温めのお湯に浸かる入浴方法もありますが、体が冷えてしまっている人は、38度のお湯では逆にいくら浸かっていても体が温まらないといったことになりがちです。体の冷えは人それぞれに違いがありますので、10分間浸かり汗が自然に出てくる温度が、自分にとって体を温める最適温度です。ゆっくり体を温めることはリラックス効果もありますので、1日1回はしっかり湯船で体を温めましょう。

2.下半身の筋肉を鍛える

心臓から遠い下半身は、冷えやすい部分です。この部分をしっかり意識して動かすことで、冷え性を改善することができます。運動をする習慣がない人が、急に激しい運動をしても、筋肉が鍛えられないばかりか逆に傷めてしまうこともありますので、簡単な運動でも足を動かすことを意識しましょう。毎日歩くようにする、電車に乗っている時や、家で家事をしている間はつま先立ちをする、といった簡単なことでも、毎日続けることが大切です。

3.お腹を温める

体の中心であるお腹を温めることで、血行の改善につながります。簡単な方法は、カイロをお腹に貼る方法です。お腹には免疫細胞も多く集まっており、これらの細胞が活躍する温度も37度です。できれば腰も温めると効果的なので、カイロと合わせて腹巻きをするのがおすすめです。

4.食事で体の内側から温める

根野菜やスパイスなどを使い、食事で体を温めましょう。冷たい物は、温めるために体の熱が奪われるため、冷えを悪化させてしまいます。スープや味噌汁などを中心にレシピを考えるようにしましょう。

5.3つの首を温める

頭や上半身は薄着でも、首、手首、足首の3つの首をしっかり温めることで、冷えを解消できます。特に首には大動脈という大きな血管が走っているため、ここが冷えると体全体が冷えてしまいます。

加齢によって、冷えを感じるセンサーは低下してしまいます。自分では寒さを感じていなくても、お腹周りや下半身が脇よりも冷たいなら、体が冷えている証拠です。毎日の温活で体を温める習慣を身につけましょう。

体を温めて体調を整えよう!「温活」の効果とやり方5つ

温活におすすめ!白湯で体を温める方法

温活では、体を冷やす物を身の回りから取り除くのがポイントです。食べ物や飲み物は、できるだけ常温の状態で口にし、調理する場合も温かくするのがポイントです。中でも白湯は手軽に作ることができ、体をしっかり温めてくれます。

白湯を飲む時のポイント

・火にかけてしっかり沸騰させたお湯を冷まして飲む
・朝起きてすぐに飲むと水分補給にもなる
・食事の30分前に飲んで内臓の働きを助ける
・寝る2時間前に白湯を飲んで体を眠りに導く

休憩時や食事の時にお茶やコーヒーではなく、白湯を飲むことで体を温める効果がアップします。毎日の水分補給として、また温活で体を内側から温めるためにも、白湯を飲むことから始めてみましょう。