シナモンは、インドでは
生姜と並ぶ万能スパイスの一つで、
日本では奈良時代から薬として使われ、
現在も「桂皮」という名の
漢方薬として重宝されています、
シナモンというと、
アップルパイ、シナモンロール、
シナモンシュガー、チュロスなどに
使われることが多いですね。
このシナモン、
実はダイエットにも効果的なのです。
1日0.6gが十分な量で、
摂り過ぎはよくないようです。
特に、後述する
「アップルシナモンウォーター」
は、デトックスダイエットに
効果が高いのです。
シナモンの効果
独特の香りのあるシナモンですが、
このシナモンには様々な働きがあります。
【 1.毛細血管の損傷や老化防止に 】
毛細血管が損傷したり老化してしまうと、
栄養が行き渡りづらくなってしまいます。
毛細血管の外側と内側の細胞を
くっつけているのが、
「Tie2(タイツー)」
という成分です。
このTie2を活性化することで、
毛細血管の損傷や老化が防げます。
それによって、
シミ、クマ、しわ、たるみ、
抜け毛予防、冷え症やむくみ、
高血圧血栓予防に効果的です。
若い方より年配の方ほど
効果を実感しやすいようです。
【 2.脂肪細胞を小さくする 】
脂肪細胞を小さくするので、
ダイエット効果はもちろん、
中性脂肪・コレステロール値を
低下させる働きもあります。
【 3.抗菌作用 】
風邪の予防や改善にも
効果的です。
【 4.発汗作用 】
身体を温めて発汗効果があります。
【 5.健胃作用 】
消化促進作用があるので、
健胃、整腸に良いです。
【 6.血糖値を下げる働き 】
様々な研究で、
スプーン1杯のシナモンが
血糖値を下げることが
報告されています。
シナモンは
1日0.6g程の摂取で十分です。
それ以上過剰摂取しすぎると、
シナモンに含まれる
「クマリン」という成分の影響で、
肝障害を引き起こす可能性があるのと、
香気成分が胎児に影響することがあるので、
妊婦さんは特に注意してください。
アップルシナモンウォーター
このアップルシナモンウォーターの
ダイエット効果に注目されてきています。
リンゴには食物繊維、
毒素の排出を促すカリウム、
疲労回復効果のあるクエン酸とリンゴ酸、
中性脂肪の蓄積を抑える
リンゴポリフェノールなど
ダイエットに効果的です。
また、シナモンとアップルは相性抜群です。
【1】材料
りんご 2個
シナモンスティック 2本
ピッチャー(1.8~2L入るもの)【2】
作り方皮付きのままりんごの芯を取り除き、
薄くスライスする。
↓
ピッチャーにりんごとシナモン、
ピッチャーの半分程度の氷を入れる。
↓
さらにその上から、
ピッチャーにいっぱいになるまで
水を入れて冷やす。
↓
1時間~6時間経ったら飲み始めてOK。引用元
http://news.selfdoctor.net/2014/11/13/3392/
シナモンには主に2種類あります。
スリランカ産のセイロンシナモン、
中国やベトナム産のカシアです。
セイロンシナモンには
先程のクマリンの含有量が少ないので、
安全性ではこちらが良いでしょう。