今のように洗顔料や
スキンケア製品がなかった昔は、
米ぬかを使っていたそうです。
昔の日本人の肌は、そのお蔭か
とてもキメ細かく色白な方が
多かったようです。
米ぬかは肌質を選ばずに使えるのも
良い点の一つです。
米ぬかは、お米のもとである
玄米を生成する段階で出る
外皮や胚の部分です。
米ぬかの成分
食べて良し、塗って良しの
米ぬかにはどんな成分が
含まれているのでしょうか?
【 1.セラミド 】
お肌のバリア機能アップ効果、
美白効果があります。
【 2.γ-オリザノール 】
コレステロールの吸収を防ぐ効果、
美白効果があります。
【 3.フェルラ酸 】
脳機能改善、高血圧改善、
アルツハイマー予防、
美白効果、高い抗酸化力があります。
【 4.ビタミンB 】
ビタミンB1、B2、B6が豊富です。
皮膚代謝を促す効果があります。
【 5.ビタミンE 】
高い抗酸化力があり、
血行促進効果もあります。
【 6.食物繊維 】
食物繊維が多いので、
便秘を解消して
善玉菌の住みやすい環境に
整えてくれます。
【 7.GABA 】
GABAには、血中の
コレステロールや中性脂肪を減らし、
高血圧に対して血圧降下作用があり、
血圧上昇原因となる
余分な塩分を排出するので、
動脈硬化の予防に効果的です。
【 8.リノール酸 】
このリノール酸にも
コレステロールや中性脂肪を
減らす働きがあります。
他にも、肌に良いとされる
ナイアシン、ビオチン、リン、亜鉛、
カリウムなども入っています。
食べると良い米ぬかですが、
米ぬかは玄米の部分では
最も残留農薬の
蓄積される所でもあります。
お米と違って、
洗って使用できないので
無農薬や安心して食べられる
良質な米ぬかを使うことをお勧めします。
化粧水の作り方
様々な効果のある米ぬかを使って、
化粧水を作ってみましょう!
★準備するもの
・米ぬか 15g
・日本酒 大さじ1
・水 180cc
・グリセリン 5cc
★作り方
(1)
グリセリン以外の材料を全て混ぜます。
(2)
弱火で約2分程火にかけます。
沸騰させないようにして下さい。
(3)
冷ましてから、
容器に入れてグリセリンを入れます。
【 使用期限 】
2~3日位で使い切って下さい。
昔の人は米ぬかを使って
お肌のお手入れをしていた方も多く、
白く透明感のあるお肌は
米ぬかのお陰だったのかもしれません。
美白効果もあり、
お肌がすべすべになっていきます。
どんなお肌の方には使える米ぬかですが、
お肌に合わないようでしたら、
無理して使用せず
ご使用を止めて下さい。