ヒップラインが引き締まっていると素敵ですよね。お尻は意識しないとエクササイズを怠りがちな部分で、気づいたらお尻が垂れていたということもありますよね。ヒップアップのトレーニングでお尻を鍛えて引き締まったヒップラインを保ちましょう。
お尻はなぜ垂れる？
年齢が高くなると体のさまざまな部分に影響がでてきますが、お尻が垂れるのもそのひとつです。キュッと上がったお尻は憧れますが、何故お尻が垂れてしまうのでしょうか？
日常生活
座ったり、歩いたり、日常生活で行っている動作がお尻の垂れに影響していることがあります。椅子に浅く腰掛けたり、猫背の姿勢で作業を行うと骨盤が歪んでお尻が垂れてしまうことがあります。
またお洒落に見えるハイヒールも歩く時の重心が前かがみになり、お尻の筋肉を使うことなく歩くため徐々に筋肉が低下していきます。
むくみ
体を締め付ける洋服や靴を履くと血流が悪くなり、むくみの原因となります。体に必要のないものが体内に残ってしまい、水分がお尻の方に溜まりむくんで垂れてしまいます。
姿勢が悪い
猫背や前かがみで歩くなど、姿勢が悪いのもお尻が垂れる原因となります。前かがみで座ったり、歩いたり、猫背でのデスクワークは背中やお尻の筋力が弱くなり、垂れやすくなります。
肥満
肥満はお尻が垂れる原因となります。ダイエットを行う時は、お尻の筋肉も使って引き締めるように体操しましょう。体重が落ちてもお尻の筋肉は低下したままなので垂れてしまいます。
どの部分を鍛えるの？
筋肉を鍛えると言ってもどの部分を鍛えたら良いのか分からないこともありますよね。お尻の周囲には大殿筋や中殿筋などがありますが、太ももの後ろ側にある筋肉を鍛えるようにしましょう。
またお尻の筋肉ばかりを鍛えてもメリハリのあるヒップラインにはならないので、お尻の筋肉と太ももを中心にエクササイズを行うようにしましょう。
おすすめトレーニング
お尻を鍛える方法にはいろいろなトレーニングがありますが、ここでは効果の上がるトレーニングをお伝えします。
1．ヒップアップトレーニング
1．右手は腰に当てて、左手は壁などで体を支えるようにします。
2．右側の足は後ろに伸ばして、持ち上げます。
3．更に息を吐き出しながら右足を高く伸ばしていきます。
4．今度は、息を吸いながら右足を少しずつ下ろしますが、完全に下ろさないようにします。
5．再度、右足を上に伸ばすようにします。この繰り返しを10回程度行い、左足も同様に行います。
2．お尻を引きあげるトレーニング
1．仰向けに寝て膝を曲げます。かかとは揃えた状態でつま先は天井を向けるようにします。
2．1の状態のまま、肩と膝が真っ直ぐになるまでお尻をゆっくりと引き上げていきます。
3．真っ直ぐになったら息を吐きながら約3秒間この状態を保ち、お尻をゆっくり下げていきます。
4．この動作を15回くらい続けると効果的です。
3．スクワットトレーニング
1．足は前後に開いて、体をやや前に倒して両腕は胸のあたりで組みます。
2．前側の膝が90度の角度になるくらいまで体を倒します。
3．2の状態から立ち上がる時に、膝を少し曲げた状態で止めると良いでしょう。
4．この運動を左右交互に10回以上行うと良いでしょう。
4．お尻の下方を引き締めるトレーニング
1．お腹側を下にして寝た状態になりますが、上半身は起こした状態で顔は正面を向くようにします。
2．肩幅に手を開いて、肘の角度は90度になるようにします。
3．片方の膝を90度くらいに曲げてゆっくりと持ち上げ、10秒間この状態を保ちます。
4．この繰り返しを10回ほど行い、反対側も同じように行いましょう。
5．太ももの後ろを鍛えるトレーニング
1．スクワットをする要領で足を広げます。
2．この状態で膝を90℃に曲げて腰を下ろしスクワットをします。
6．お尻を鍛えるトレーニング
1．椅子を用意します。椅子の高さは足を置いた時に膝の高さくらいになる椅子が理想です。
2．椅子に対して後ろ向きになり、足のつま先は椅子の上に置きます。
3．膝を曲げて前足に重心を持ってきます。
7．太ももをシェイプアップ
1．床に四つん這いになり、手は肩幅に開きます。
2．息を吐きながら片足を上に腰の位置まで持ち上げるようにします。
3．この動作を左右で各20回行うようにしましょう。
まとめ
美しいお尻になるためには筋肉のトレーンングも大切ですが、良い姿勢を保つことも重要ですね。姿勢が悪いと骨盤が歪む原因となり、お尻が垂れてしまうことがあります。
引き締まったお尻のエクササイズはどれも簡単に行えるので、時間を見つけて毎日行うと良いでしょう。
