ヒップアップできる歩き方
年齢とともにたるみやすくなってしまうお尻。理想のたまご型のお尻とは程遠い、たれ尻やハミ肉……。そんなガッカリなお尻になってしまう原因の1つは歩き方!正しい歩き方とヒップアップを意識することで、たるんだお尻のお肉を上向きにしてみませんか?

今回はヒップアップが期待できる歩き方についてご紹介します。ハリのある引き締まったお尻になって、後ろ姿にも自信が持てるようになりましょう。

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歩き方を正しくする理由

ヒップアップするために正しい歩き方をするべき理由は「筋肉を正しく使わないといくら歩いても意味が無い」からです。

間違った歩き方をしていると、骨盤周りや足全体の筋肉の働きが悪くなってしまいます。筋肉の働きが悪くなると筋肉量が減ってしまったり、体の他の部分へ負担がかかってしまうことも。

長期間その状態が続いていると、骨盤がゆがんでしまい足腰を痛めてしまうことにも繋がってしまいます。これでは、いくら歩いてもヒップアップは望むことができません。

ヒップアップできる歩き方

こんな歩き方してない?

ヒップアップできる歩き方の前に、自分が間違った歩き方になっていないかチェックしておきましょう。

足を引きずって歩く

サイズのゆるい靴やヒールの低い靴を履いているとありがちです。足を上げずに歩く引きずり歩きは、筋肉がうまく使えないまま歩くことになってしまうため、腰やお尻の筋肉が弱まってしまいます。

内股・ベタ足歩き

内股で歩いたり、ちょこちょこ歩きで足裏全体で地面を踏むような歩き方は、ペタンコ靴を履いている人に多く見られます。上体が左右に揺れやすく、歩幅も狭くなり膝を伸ばすことができません。腰回りの筋肉を使わない分、足の外側に負担がかかるため、お尻がたれて足が太くなってしまいます。

猫背になっている

前屈姿勢、いわゆる猫背のまま歩くと、上半身の筋肉が固まってしまい体の歪みとして現れてしまうことがあります。上半身がゆがむと足腰の負担が大きくなってしまうため、下半身太りやたるんだお尻へと繋がってしまうのです。

胸を張りすぎている

姿勢を正しくしようと意識しすぎて、胸を張りすぎてしまっている状態です。確かに一見すると良い姿勢に見えるのですが、上半身を支えるために腰に必要以上の負担がかかってしまい骨盤がゆがんでしまいます。

ポケットに手を入れて歩く

寒い時期にありがちですが、ポケットに手を入れて歩くと上半身が固定されたままになってしまうため、体をひねることができません。姿勢が悪くなってしまう上に、お腹周りにある筋肉の動きが少なくなってしまい代謝力も落ちてしまいます。

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正しい歩き方の基本

歩行法のメソッドはとても多く、一概に正しい方法はこれだと挙げることはできません。ただ、多くのメソッドに共通している基本的な要素はあるので、しっかり覚えてヒップアップを目指しましょう。

1.視線は前方に

下を向いて歩くと背中が丸まって姿勢も悪くなります。視線は歩く方に向かって10メートル先くらいを見るようにしましょう。

2.ひじは伸ばして後ろに引く

腕を前ではなく後ろに引くようにすると、姿勢を維持しやすく足運びがスムーズになります。無理に大きく手を振る必要はなく、軽く後ろへ肘を引くくらいで十分です。

3.足はまっすぐ前へ運ぶ

外側や内側に足を動かすと上体が左右にゆれやすくなります。1本の線をイメージして、その上に足を運びながら歩くような感覚を持ってみましょう。

ヒップアップできる歩き方

歩く時のポイント

基本の歩き方の次は、ヒップアップ効果が更に高くなるポイントをチェックしておきましょう。

お尻の筋肉を意識する

自然にお尻にも力が入るので、ヒップアップ効果がグッと上がります。慣れない間は気が緩んで力が抜けてしまうことがあるので、まずは家の中でお尻に手を置きながら歩いてみてください。筋肉の動きを手で確かめることで、徐々にお尻の筋肉を意識できるようになります。

姿勢を正しくする

理想の姿勢は、耳からくるぶしまでのラインがまっすぐになっていること。前上方くらいから背中が引っ張り上げられているようにイメージすると整いやすくなります。姿勢を正しくすると筋肉にも力が入るので、引き締め効果やヒップアップ効果が上がります。

歩幅を広めにする

先にご紹介した正しい歩き方に加えて、いつもより少し大きな歩幅になるような気持ちで歩きましょう。腕と足に適度なひねりの力が入るので、ヒップアップはもちろん、お腹や背中などの上半身や内ももにまで引き締め効果を得ることができます。

正しい歩き方とヒップアップを意識した歩き方で、重力に負けないヒップラインを目指してくださいね!