内臓が下がることによる5つのデメリットと正しい位置に戻す方法
「内臓が下がる」と聞くと想像しただけで怖くなってしまいますが、これは誰にでも起こり得るものなのです。内臓下垂とも言われているこの症状はいったいどういうものなのでしょうか?

内臓が下がるということがどういうことなのか、その原因やデメリットについて詳しくご紹介いたします。また、下がってしまった内臓を、正しい位置に戻す為の方法も併せてご紹介いたします。


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内臓が下がるってどういうこと?

「内臓が下がる」という症状は、先にも書かせていただいておりますが、「内臓下垂」と呼ばれています。

人間の体内にはいくつかの内臓がありますが、それらを正しい位置で維持できているのは、その内臓についている筋肉や腹膜のおかげなのです。この正しい位置を維持できているのが、健康な体の基本となります。

それが、様々な原因によって、正しい位置から内臓の一部や全体が下がってしまうことがあります。これを内臓下垂と名づけられています

さらに、お腹部分にある内臓の一部やその全てが、正常な位置からずれ下がってしまうことを「内臓下垂症」と呼んでいます。

内臓が下がることによる5つのデメリットと正しい位置に戻す方法

内臓が下がる原因

筋力低下

運動不足や、無理なダイエットをすることによって、筋肉量が減ります。そうなると当然筋力も低下してしまい、本来支えられていたはずの内臓を支える力が弱くなってしまうからです。

姿勢

姿勢の悪さも筋力を落としてしまう原因の一つです。猫背になりがちな方は、どうしても体が前傾姿勢になります。この姿勢を続けてしまうことで内臓が下がりやすくなってしまうのです。

骨盤がゆがんでいる

女性の方に多いのですが、骨盤がゆがんでしまうことで、腸骨の上にある腸を支えることが難しくなって、内臓下垂という状態をまねきます。

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内臓が下ることによるデメリット

内臓が下がることは、私たちの体に様々なデメリットをあたえます。

太りやすい体質になってしまう

内臓が下がってしまうことで体が冷えやすくなり、基礎代謝が下がります。それが太りやすい体質へと変えてしまう要因の一つだったのです。また、女性には、子宮という大切な臓器を持っています。お腹周りに、子宮や卵巣をガードする為の脂肪を蓄積しやすくなってしまい、下腹がぽっこりと出た体型ができあがるのです。

冷える

上にある内臓が下がると、その下の内臓も下に下に押されていくことになります。その結果、つぶれたような形になり、血行悪化につながるのです。体全体が冷えやすくなって、内臓の働きにも悪影響となります。また、肩こりや頭痛といった症状もでてきます。

便秘がちになる

腸の上の内臓が下がってきて腸が圧迫状態となって、便秘の症状があらわれます。下腹がポッコリしてしまうのは、冷えだけでなく、この便秘も要因の一つです。便秘が続くと、肌荒れなどのトラブルを招くことにもつながります。

生理痛の症状が悪化する

子宮は骨盤部分にありますが、その上にある内臓が下に下がれば、この子宮も押されてつぶれたような形になります。血行も悪くなって、子宮や卵巣なども冷えてしまうことで、生理痛の症状が悪化してしまうケースもあります。

不妊や婦人科系疾患

先にも書かせていただきましたが、子宮が圧迫されて、子宮や卵巣が冷えることによって、不妊や婦人科系疾患を引き起こすという事態にもなり得ます。

内臓が下がることによる5つのデメリットと正しい位置に戻す方法

内臓を正しい位置に戻す方法

下がってしまった内臓を元の位置に戻す為には、インナーマッスルを鍛える必要があります。今日からさっそく行える方法をご紹介いたします。

ドローイン

1.真っすぐ立って、背筋を伸ばします。(寝て行う場合は、仰向けで膝を直角にたてます)

2.ゆっくりと鼻から息を吸い込んでお腹を限界まで膨らませます。お尻はキュッとしめます。

3.ゆっくりと口から息を吐きながらお腹を凹ませていきます。

4.お腹が限界まで凹んだところで30カウント

これらの一連の流れを5~10回を目安にしておこなって下さい。これなら通勤電車の中でも、仕事の休憩中でも行えます。また、寝る前に行うのもおすすめです。

ストレッチ

1.仰向けに寝転んで膝を立てます。

2.膝をそのまま左右にパカッと開き、足の裏はあわせておきます。

3.お尻をあげます。

4.骨盤を水平に保ちながら腰を左右にゆらします。10秒間揺らして下さい。

お尻をあげる時に、あげにくかったり腰が痛い方は、お尻の下に丸めたバスタオルなどを入れるとやりやすくなります。

体がリラックスしている時に行うのがいいので、入浴後や、寝る前に行うのがおすすめです。

内臓が下がることによる5つのデメリットと正しい位置に戻す方法

内臓が下がっている人にみられる症状

内臓が下がっている人には、いくつかの症状があります。

・下腹がぽっこりとでている
・運動をしない
・平熱は35度台
・ゲップがよくでる
・便秘がち
・姿勢が悪い
・寝る前に食べる習慣がある
・生活が不規則である
・ガスがたまりやすい方である
・体がだるい

以上のようなことに当てはまる方は、内臓が下がっている可能性が非常に高くなります。

内臓が下がることによる5つのデメリットと正しい位置に戻す方法

内臓を元に戻して健康な体に!

日頃の姿勢や運動不足から、内臓は下に落ちていきます。いつの間にか出てしまっている下腹も内臓が下がったたことが原因かもしれません。今回ご紹介した方法をさっそく今日から実践してみて下さい。

内臓を正しい位置に戻してあげることで、症状が改善されていき、健康な体作りにもつながります。また、内臓が正しい位置に戻ったら、繰り返さないような生活を送るように心がけましょう。