骨盤が歪んでいるとお尻が大きくなるということを知っていますか?骨盤とお尻は無関係のように思ってしまいますが、関係があるのです。骨盤を改善することでお尻も引き締まって理想の小尻になれるでしょう。
骨盤とお尻の大きさの関係
骨盤が歪んでしまうと姿勢が悪くなるだけではなく、お尻も垂れて大きくなってしまうことがあります。骨盤は体を支えるために大切な部分ですが、内臓機能が低下するなど全身にも影響してしまうのです。
骨盤の歪みは血流を悪くさせ、体の老廃物が回収されずに溜まりむくみの原因にもなるのです。
歪みの原因には姿勢なども関係していますが、ヒールの高い靴を履いたり、足を開いて座る、脚を組む癖があるなどは骨盤が開いてしまいお尻の形も悪くなってしまいます。また運動不足では、お尻の筋力も弱まって脂肪がつきやすくなりますよね。骨盤の状態によってお尻の大きさも変わってくるのです。
ストレッチのやり方
自宅で気軽にできるものばかりなので時間を見つけて試してみましょう。
股関節のストレッチ
1.仰向けに寝ます。
2.左右どちらか片方の膝を両手で抱えるようにします。
3.抱えた足とは反対側の肩にひねるように引き寄せるようにします。右膝を抱えているなら左肩側に向かって引き寄せます。
4.引き寄せたら40秒間その姿勢を保ちます。
5.反対側の足も同じように行います。
お尻の筋肉をつけるストレッチ
1.両腕を頭の後ろで組んで、足は肩幅に広げます。
2.片足を前に踏み込みますが、太ももが床に近くなるくらいまで腰を下ろします。
3.この姿勢を3秒間くらい保ったら元に戻ります。
小尻になれるストレッチ その1
1.四つん這いになります。
2.片方の足は曲げて横に持ち上げるようにします。
3.足を内側に向かってまるを書くように回します。
4.膝をついている片方の足の外側に足を戻します。
5.この動作を数回繰り返します。
小尻になれるストレッチ その2
1.四つん這いの姿勢で肘は肩幅に開き、膝は90度に曲げて床につけていきます。
2.1の状態から片方の足を後ろに蹴り上げるように持ち上げます。
3.蹴り上げたら元に戻し、この繰り返しを数回行います。
日常生活で注意することは?
お尻のエクササイズを実行することで骨盤が改善されて小尻の目標も達成できますが、せっかくエクササイズを行っても日常何気なく行っている習慣で無駄になってしまうことがあります。
生活習慣を見直し注意することで更に効果が高まるでしょう。
1.歩き方
股関節を使って歩くことでお尻を小さくすることができます。歩幅を大きくして歩くことで血流が良くなり浮腫みなどを改善してくれます。
2.椅子の座り方
デスクワークが多い方は椅子の座り方に注意しましょう。椅子に浅く腰かけてしまうとお尻の形に影響してしまうことがあります。椅子に座る時は深く腰かけ、背もたれに軽く寄りかかるようにしましょう。
3.立ち方
歩く時や普段立つときの姿勢も骨盤に影響しています。立っている時に猫背のように前かがみになってしまうと骨盤が歪む原因となります。
背筋を伸ばして顎を引き、真っ直ぐ正面を見るように意識して立つと自然と姿勢も良くなりますよ。
4.眠り方
ベットで寝る時、どのような姿勢で寝ていますか?寝方が間違っていると骨盤が歪んでしまうということを聞いたことがあるかもいるはずです。
うつ伏せで寝ると骨盤の形が悪くなってしまうので、仰向けで眠るようにしましょう。
5.体の重心
片方の足に重心をかけてしまう癖のある方はいませんか?立っている時は楽な姿勢ですが、骨盤が歪んでしまいます。立つときは軽く足を開いて立つなど、片方だけに重心がかからないように注意しましょう。
まとめ
小尻を目標にしている方はストレッチをしたり、日常習慣の癖を直すことで改善することがあります。毎日続けることが大切なので、寝る前や入浴後など体をほぐしてあげると良いでしょう。