粉ふき肌とはこれでお別れ!あなたのお肌を改善する秘訣

粉ふき肌とは、肌の乾燥がひどくなり、粉を吹いたように白くなってしまうことを言います。特に乾燥の激しい冬などにひどくなることが多い肌の状態です。さらにひどくなると、肌にひび割れが生じてしまい、剥がれてきてしまいます。


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粉ふき肌ってそもそも何?

本来肌の内部を守っているはずの肌の表面の角質が剥がれてきてしまっている状態で、粉のようになっている白いものは、細胞が死んでしまったものです。

単なる乾燥肌に比べ、肌の内部がむき出しの状態になってしまっているので、内部の水分がどんどん出て行ってしまいますし、ウイルスやほこり、細菌などの外からの刺激が簡単に皮膚の中に届いてしまうことになります。そうすると、肌の炎症などのトラブルがすぐ起こってしまうのです。

粉ふき肌がさらにひどくなってしまうと、かゆみやひび割れによる痛みも生じるので、見た目が良くないだけでなく、非常に辛いものです。顔だけでなく、足などの水分の失われやすい部分にも出来てしまっていることがあるでしょう。

粉ふき肌とはこれでお別れ!あなたのお肌を改善する秘訣

粉ふき肌の原因とは

粉ふき肌の大きな原因の一つは乾燥です。特に、熱すぎるお湯に入って、その後にきちんと保湿ケアをしていなかったり、洗浄力の強すぎるせっけんなどを使っていたり、必要以上に肌をこすって洗っていたりすると、本来肌を守るのに必要な油分まで失われてしまい、粉ふき肌の原因になってしまうことがあります。

また、肌が弱い方の場合、下着や肌着などの素材によっても、摩擦によって肌の油分をふき取ってしまい、肌の乾燥を進めてしまうこともあります。

もう一つの原因は、細胞が弱くなってしまうことです。血行が悪い方の場合、細胞の隅々まで酸素や栄養が届かなくなってしまいます。そうすると、その部分の肌はどんどん弱っていってしまいますし、ターンオーバーも十分にされなくなるので、肌の内部を守る機能を十分に果たせなくなってきてしまいます。

また、弱った肌は、内部の水分を保っていることができなくなるので、どんどん水分は外に出て行ってしまうことになります。食生活などが偏っている場合も、細胞に十分な栄養がないので、どんどん肌が弱っていってしまいます。

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粉ふき肌を悪化させないために注意すべきこととは

まず大事なのは、十分な水分を中からも外からも補給することです。きちんと定期的に水分を摂るようにして、体内の水分量が十分であるようにしましょう。睡眠前や寝起きなどは、身体の中の水分がかなり失われていますから、そのことを意識して水を飲むのが良いでしょう。

また、冬場は空気が非常に乾燥しています。家などでは加湿器などを使うようにしましょう。仕事先など、自分の意志ではどうにもならないところもあるかもしれませんが、最近は卓上の加湿グッズも出ています。

可能であればそのようなものを置いたり、自分の横にぬれタオルを置いたりして、多少でも空気中の水分を多くするようにしてください。そして、熱いお風呂は身体が温まり気持ち良いかもしれませんが、肌への負担になります。肌だけでなく、体の内部にも負担になるようですから、熱すぎる温度ではなく、長く温まっていられるような適切な温度で入るようにしましょう。

お風呂やシャワーの後に、身体が濡れたままでいると、その水分が乾燥していく際に、皮膚の水分も失われて行ってしまいますから、すぐにしっかり水分はふき取ってください。

さらに、身体や顔を洗うせっけんや道具にも注意しましょう。あまりに洗浄力が強かったり、ボディタオルが粗かったりするのであれば、変える必要があるかもしれません。季節によっては、せっけんなどを使わないようにしたり、ボディタオルを使わず手で洗うようにするなどで十分かもしれません。特に、家族とせっけんなど同じものを使っている場合には注意が必要です。

粉ふき肌とはこれでお別れ!あなたのお肌を改善する秘訣

粉ふき肌改善のための秘訣

まず、保湿が大きなポイントになります。化粧水としては、保湿効果の高い「ヒト型セラミド」の入っているものがおススメです。

保湿クリームも重要ですが、ここで使いたいのはワセリンです。ワセリンは肌を覆って、肌の水分が失われないようにする働きがあります。ですから、肌自体に肌内部を守る機能がなくなってしまっている粉ふき肌を守ってくれるのには最適な保湿剤だと言えるでしょう。

もう一つのポイントは、食生活で肌の血行を良くし、身体を温める食生活を心がけることです。肌の細胞の隅々まできちんと、肌の再生を助ける栄養が行き届くようにすることで、粉ふき肌の改善を助けることができます。

肌のもととなるたんぱく質をとっていくなら大豆製品がおすすめです。また、血行を良くする食材として、ビタミンEの入っているナッツやアボガドなどがあります。そしてセラミドの入っているこんにゃくやしらたき、小豆、ひじきなどもおすすめです。他にも各種ビタミンや鉄分などの含まれている食材を意識してとると良いでしょう。