多くの人が初対面の人の目を見て、印象を決めると言われています。ですから、印象的な目元は人間関係を築くうえで非常に大きなメリットになります。それはもちろん、男性へのアピールにもなりますし、仕事の上でも役立つことがあると言えるでしょう。
印象的で魅力のあるパッチリ目を、すべての人が生まれつき持っているわけではありません。しかし、諦めないでください。もちろんお化粧も大きなポイントになりますが、もっと自然にパッチリ目を作ることができる方法があります。
それが、まつげの長さです。目の大きさに関係なく、まつげを長くすることで、パッチリ目の印象的な目元にすることができるのです。 しかし、そもそもまつげを長くすることはできるのでしょうか。
そもそもまつげは長くなるの?
確かに、まつげの長さというのは、個人差があるのも事実です。しかし、まつげは、生活の様々な場面や間違ったケアのせいで、本来の長さより短くなってしまっていることも多いでしょう。
本来の長さを最大限に生かし、十分にケアし健やかな状態にすることで、今よりも長いまつげを得ることができます。また、まつげに十分な栄養を与え、健康な状態にすることで、思っていたより長いまつげにすることができるのです。
まつげを短くしてしまっている日常の行動とは
まつげは非常に繊細なもので、簡単に抜けたり、切れたりしてしまいます。日常のさりげない行動や、美容のつもりで行っていることが、まつげに負担をかけてしまっていることがあります。
例えば、目をかいたりするときに、まつげごと目元をゴシゴシとこすってしまっていないでしょうか。まつげはちょっとこすっただけでも簡単に抜けてしまうような弱いものです。
また、アイライナーやアイシャドウ、マスカラなどの化粧品が生え際やまつげ自体に残っていることも、まつげを傷つけることになってしまいます。髪の毛に整髪料などが残ってしまっていると、髪の毛が傷んでしまったり、抜けやすくなってしまうのと同じです。
そのため、クレンジングはしっかり行う必要があります。しかし、クレンジングの際に、まつげごと、こすったりしていないでしょうか。髪の毛などと異なり、まつげは目元に浅く埋まっているだけです。きつくこすってしまうと簡単に抜けてしまい、十分な長さまで育つことができませんのでご注意ください。
また、よくあるのが、ビューラーのゴムが切れているのに気づかずに、ずっと使い続けているケースです。そうすると、まつげがゴムの切れ目に入り込み、ビューラーを使うたびにまつげが抜けたり、切れたりするようになってしまいます。このようなまつげを傷めたり、抜いてしまうような習慣は今すぐやめるようにしましょう。
まつげを長くするケア
では、実際にどのように、まつげを十分な長さまで育てることができるのでしょうか。
まずは、本来の長さまで最大限に伸ばす方法を考えてみましょう。
心がけたいのは、保湿をすることです。よくリップクリームやボディクリームなどを使って保湿する方もいますが、目の中に入ることを想定していないものですから、注意が必要です。
できるだけ、まつげ用美容液を使いましょう。育毛成分やつやを出す成分も入っているものが多いですし、目元に使うものなので、天然成分を使っているものも多くあり、肌の弱い方でも使えるものがあるはずです。
もう一つのまつげを長く育てる方法は、目元のマッサージなどです。目が悪かったり、液晶を長時間見ていたりすると、目元の血行が悪くなってしまいます。そうすると、まつげも育ちにくくなってしまいます。
血行を良くするために、目元のマッサージをしたり、ホットアイマスクなどを使って、温めたりすることは有益です。蒸しタオルを使うこともできるでしょう。
まつげを長くするための生活習慣
髪の毛についても言われることですが、まつげも体毛の一種ですから、髪の毛と同じように、規則正しい生活習慣や食生活が非常に重要になります。
まず、質の良い、十分な時間の睡眠をとることは、まつげを育てるのにも欠かせません。そして、バランスの取れた、そしてまつげの栄養となる栄養素を十分に含んだ食事を心がけることが必要です。
まつげの成分となっているケラチンというたんぱく質は欠かせません。大豆や卵、乳製品、肉や魚をとることができます。特に大豆製品はまつげ美容液などにも配合されているポリアミンという、細胞の再生を支える成分が入っているのもポイントです。
育毛効果のあると言われるヨードを含む海藻を意識して食事に取り入れるのも良いでしょう。脱毛を防いだり、毛の発育を助けると言われているビオチンを含むレバーや落花生などもまつげを育てるのに役立つ食べ物と言えるでしょう。
ぜひ、規則正しい生活とバランスの取れた食生活を意識しながら、まつげを育てる方法を試してみてください。