お通じの悪化は「肌荒れ」を引き起こす!便秘を解消する方法7つ

肌荒れをしている方、お通じはいかがですか?便秘にはなっていませんか?

便秘は便が出なくてツライだけでなく、肌荒れを招く原因にもなってしまうのです。肌荒れが気になる方、まずは便秘を解消させてみましょう。

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そもそも「便秘」とは?

排泄が何日も出なくて困難な状態を「便秘」といいます。

毎日出る方もいれば、1日2回出る方、2~3日に1回出る方など、人によって様々です。なので、毎日出る方が3日以上出ないとツラくなりますし、かといって2~3日に1回出る方にしたら3日はそこまでツラくないかもしれません。便秘になりやすい人の中でも1週間位出ないのはまだ軽症で、これが2週間以上出ないとこれは便秘の中でも深刻になってきます。

便秘で悩む女性は、全女性のうち約6割以上にも上るとのことです。

便秘は便が出なくてツライだけでなく、便が長く腸内に留まるほど毒素が体中を回るので、肌も荒れやすくなり、他にも様々な悪影響が出てきます。

お通じの悪化は「肌荒れ」を引き起こす!便秘を解消する方法7つ

なぜ便秘になってしまうのか

ホルモンの影響

月経前妊娠中に便秘になりやすくなります。排卵してから月経前の期間には黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの影響で、腸壁から水分が吸収されやすくなっています。また腸内の蠕動運動が抑制されてしまい、月経前は便秘になりやすくなります。

水分が不足している

水分が不足してしまうと、腸内の蠕動運動がスムーズにいかなくなって便秘になりやすくなります。逆に水分を多く摂ることで、便の動きもスムーズになります。

食物繊維が不足している

食物繊維が不足すると、腸内の蠕動運動が弱くなったり、便かさが減ってしまったり、便の水分が少なくなってしまって便秘になりやすいのです。

ダイエットなどで食べないことで便かさがなくなってしまうことによって

ダイエットなどで食べないなどしていませんか?食べないと便のかさになるものがなく、何日も便が出ないなんていうこともあります。

運動不足

運動することで排便に必要な筋肉が鍛えられます。普段あまり意識していないことかもしれませんが、何も運動をしないと腹筋だって弱ってきてしまいます。また、運動することで自律神経の働きを整えてくれます。

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便秘と肌荒れの関係

便秘になると便が出なくて、お腹が痛くなったり張ったりするだけではありません。肌荒れやその他にも様々な悪影響が出てきます。

ではなぜ、便秘と肌荒れが関係するかというと・・・

便秘になると、腸内に便が長時間留まったままになります。腸内環境は悪くなって悪玉菌が増えてきます。悪玉菌が増えることで有害ガスが発生するばかりでなく、自律神経の働きも乱れて新陳代謝も悪くなってしまいます。それだけではなく、腸壁から腐敗した便の毒素が血流にのって体内を巡るようになります。体内を巡った毒素はやがて皮膚から皮脂となって出ていくのです。

悪玉菌が増えれば免疫力が下がるので、ちょっとした刺激に弱くなってしまい、丈夫なお肌を維持しにくくなってしまいます。

なので、出来るだけ早く便は排出させたいものですね。

お通じの悪化は「肌荒れ」を引き起こす!便秘を解消する方法7つ

便秘を解消する方法

食物繊維の摂取を意識する

食物繊維は水溶性食物繊維不溶性食物繊維の2種類があります。これらの食物繊維をバランス良く摂取することで、便通も良くなってきます。

水溶性食物繊維(わかめなどの海藻類、寒天、キノコ類、キウイ、イチゴなど)を1に対して、不溶性食物繊維(さつまいも、豆類、ゴボウ)を2の割合で摂るようにすると便秘に効果的です。

水溶性食物繊維はヌルヌルとていてゲル状のようなもので水分を吸収することにより膨らんでいきます。一方不溶性食物繊維は便のかさとなったり腸の蠕動運動を促します。

乳酸菌の摂取

乳酸菌は腸内環境を良くしてくれます。乳酸菌には植物性乳酸菌と動物性乳酸菌とあり、そのうち腸まで生きて届く乳酸菌は植物性乳酸菌で主に納豆、キムチ、漬物などを食べると良いです。

オリゴ糖の摂取

腸内で更に乳酸菌を増やすとしたらオリゴ糖の摂取が良く、腸内でオリゴ糖が乳酸菌のエサとなってくれます。なので、更に腸内で乳酸菌が増えていきます。オリゴ糖が含まれる食品には、ハチミツ、米、きな粉などです。

良い食生活を心掛ける

ダイエットで炭水化物を摂っていない、野菜だけしか食べていない、野菜ジュースしか飲んでいないなど一見最低限の栄養が摂れていそうですが、便の量が少なくなって便秘になりがちに。

1日3食バランス良く、規則的に食べましょう。深夜に夕飯を食べる、朝ご飯を抜くなどはお勧め出来ません。

水分をしっかり摂る

朝起きてすぐに常温の水をコップ1杯飲むことで、腸の蠕動運動が促されます。

また小まめに水分を補給をしてあげないと、便の水分量が少なくなってコロコロとした便になってしまいます。あまり飲み過ぎはよくありませんが、冷たい飲み物を飲むことで腸が刺激を受けて蠕動運動を促進させることも出来ます。

運動をする

運動していない、あまり動いていない時に便秘を実感することはありませんでしたか?

やはり適度に運動することで便通を促してくれます。通勤で一駅分歩いてみたり、電車・車・バスを使うところを自転車や徒歩にして移動してみると運動量を増やせますね。

腸を刺激して蠕動運動を促す食べ物の摂取

さつまいも、栗、かぼちゃ、ジャガイモなどを食べるとおならが良く出ますよね。特にさつまいもは実感する方も多いでしょう。腸の蠕動運動が活発になっている証拠なので、これらを食べることで腸も刺激を受けます。

便秘は便が出なくてツライだけではないんですね。その腸内に留まった便の毒素が腸壁から吸収されて、血流にのって全身を巡ることで肌荒れを起こすとは思ってもみなかったですね。

思い当る節はありませんでしたか?