乾燥は想像以上に危険!神崎恵さんに習う保湿ケアのやり方7つ

これからの季節は空気が乾燥し始めてきます。洗顔後すぐにつっぱりを感じたり、スキンケアをしたらグングン肌に吸収されていくので乾燥を実感しますよね。肌が乾燥しているのに適したケアをしていかないと、皮膚がかさつき、ざらつき、痒み、粉ふきする状態になり、更に肌が老化していってしまい、シワやたるみだけでなく、シミだって増えていってしまうのです。

ビューティブラッシュアップコンサルタント・美容家の神崎恵さんをご存知でしょうか?神崎恵さんは40歳を超えているとはとても思えない見とれてしまうほどキレイな肌の持ち主です。一体、彼女はどんな保湿ケアをしているのでしょうか?

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乾燥が引き起こす様々な肌トラブル

肌が乾燥しているとは

自覚症状としては、洗顔後肌がすぐつっぱる、肌が硬い、化粧ノリが良くない、すぐ保湿しないと肌が痛くなる、肌がカサカサしたりごわついてザラザラしているなどでしょうか。これがまず初期段階です。

肌内部の角質層では、水分量が少なくなっていてセラミドや皮脂で保湿がうまくされていない状態です。よって、角質層にあるバリア機能がうまく機能せず、内部の水分が逃げて行ってしまったり、外界からの刺激であるウィルス・細菌や紫外線をブロック出来なかったりしてしまうのです。

肌が潤っていれば肌がもっちりしていてなめらかですが、乾燥した肌ではカサカサして硬く感触も良くないです。

肌の乾燥をそのままにしておくとどんな肌トラブルが起きるのか

1.シワが増えていく

肌が乾燥してしまうと、キメが乱れてきます。そのキメの乱れがやがて大きくなっていきます。

分かりやすい例えだと、よく潤った手はふっくらして小さなシワが目立ちません。ところが、手が乾燥している時って小さなシワが目立ちませんか?お顔の皮膚も同じです。

2.たるみやすくなる

肌が乾燥すると細胞が衰えてきます。真皮にあるエラスチンやコラーゲンが緩んでしまうことでたるみが起きてしまいます。紫外線が大きな原因とされています。水分で潤った肌は紫外線からのダメージも回復しやすいのです。乾燥して紫外線ダメージからの回復がされないと、肌のたるみが出やすくなります。

3.透明感がなくなる

水分で潤った肌は透明感があってくすみがありません。乾燥していると、肌も硬くなり透明感がなくなってくすみがちになります。

4.シミが増えたり、またなかなか薄くならない

美白と乾燥って関係ないのではと思いきや、大いに関係あります。潤った肌は乾燥した肌に比べると、紫外線からのダメージの回復がまだ早いのです。そして、肌が乾燥していると、肌内部のメラニン色素がなかなか排出されず留まったままになります。潤った肌は排出がスムーズになります。

乾燥は想像以上に危険!神崎恵さんに習う保湿ケアのやり方7つ

究極の保湿ケアを実践する「神崎恵さん」とは?

神崎恵さんはビューティブラッシュアップコンサルタントで美容研究家をされているかたです。過去にはグラビアモデル、女優をされていて、今では美容に関してのエキスパートとして活躍されています。特に美容に関してはとても知識があり、良いと思ったものだけ皆さまにお勧めしているという徹底さが支持されています。もしかしたら書店で神崎恵さんが執筆された本をご覧になった方も多いかもしれません。

そして、驚くことに1975年生まれで40歳を超えているにも関わらず、とても年齢に見えないキレイなお肌を維持されています。あまりの肌のキレイさに、努力すればキレイなお肌は維持出来ることを実感します。

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神崎恵さんの保湿ケアのやり方

ではそんな神崎恵さんのような肌に近づくには、どんなお手入れをすればいいのでしょうか?神崎恵さんが日頃実践している方法をご紹介します。

化粧水はたっぷり何度も

特別とても高価な化粧水ではなく、とにかく何度もたくさん化粧水をおかわりして与えられるように、手頃な価格で高保湿の化粧水で充分とのことです。

化粧水をつける際の基本はよく「500円玉大」といわれますよね。それ以上に神崎さんはかなりつけています。肌に水分が入らなくなるまで2~3度つけていきます。

まずは、化粧水をつけて、その後に化粧水をシートマスクにつけてお顔に張り、10分程時間を置きます。その後、化粧水をまたおかわりし、たっぷり化粧水を入れ込んだところで手でしっかり抑え込んでプレスします。また、再度化粧水をつけて手でプレスします。

お顔周りもケアする

スキンケアというとお顔だけやりがちですが、首・デコルテ・バスト・頭皮もお顔と繋がっているので、その部分も保湿してあげます。

身体を温める

身体が冷えると肌も乾燥し始めます。半身浴リンパマッサージなどで身体を温める習慣をしましょう。

中からも肌を潤わせましょう

外からのケアも大事ですが、ストレスや不摂生は肌荒れの元。ストレスを溜めず気分転換を図って心にも保湿を。

その日のうちに老廃物は流しましょう

老廃物が溜まっていると、肌にとって必要な水分や栄養が行き渡りにくくなってしまいます。出来るだけ、その日の老廃物や疲れはその日のうちにマッサージをして流して、水分や栄養が行き渡りやすい肌にしていきましょう。

不要な角質は取り除く

古い角質やメイク汚れが残ったままではありませんか?これらが残っていると、肌がくすんで見えたり、いくら良いスキンケアをしても肌内部まで浸透しにくくなってしまいます。やりすぎて肌を傷めてしまっては本末転倒ですが、角質ケアも行って肌の古い角質やメイク汚れなどを取り除きましょう。

神崎恵さんが使っているのは酵素洗顔(パウダータイプ)とのことで、酵素は古い角質を溶かしてくれる働きがあるので、角質ケアにはとても良いのです。

水分油分をしっかりつける

先程水分をしっかり入れたお手入れをご紹介しました。それだけでは、時間が経てば水分は肌から逃げていってしまいます。最後には必ず、お肌に油分でフタをしましょう。化粧水の後は、オイル・乳液・クリームなどをつけます。

化粧水前にオイルを使うことも

神崎恵さんが最近気に入って使っているのが美容効果の高いココナッツオイルとのことです。化粧水をつける前にお顔に薄く伸ばすことで、肌が柔らかくなり化粧水の浸透力がアップするそうです。

乾燥は想像以上に危険!神崎恵さんに習う保湿ケアのやり方7つ

肌を乾燥させないようにするには

これからの秋冬は肌が乾燥してしまいます。気を付けても気を付けても乾燥に悩まされる方もいらっしゃるでしょう。

乾燥を防ぐ方法をいくつか挙げます。

少し低めの暖房の温度を保つ

暖房は肌を乾燥させます。かといって、何もつけないのでは寒い冬は酷すぎます。暖房器具を多く使い過ぎないように工夫したり、なるべく厚着をして対処しましょう。

部屋の湿度を下げないようにする

冬は特に空気が乾燥してカラカラに。暖房をつければさらに空気が乾燥してしまいがちに。加湿器を使ったり、洗濯物を室内に干すことで空気の乾燥が和らぎます。

入念なスキンケアを

夏場のようなスキンケアを続けてはいけません。乾燥する季節は、より化粧水でたっぷりしっかり保湿し、乳液などを丁寧に塗ります。

ゴシゴシ洗顔は×

汚れを落とそうとゴシゴシ洗顔はダメですよ。指で力いっぱい擦ってしまったり、洗浄力の強い洗顔料は使わないようにして下さい。必要な潤いまで取り除いてしまう結果に。

毛穴をキュッと引き締める

毛穴が広がることで、肌の保水力がなくなってしまいます。毛穴をしっかり締めることで乾燥肌対策になります。たるみやシワを防いでくれます。

こまめに水分を摂取する

肌の外側からのケアも大事ですが、肌の内側からもしっかり水分を摂って補給しましょう。

ビタミンCの摂取を

ビタミンCはしみそばかすを防いでくれるばかりでなく、肌の細胞を回復させる働きがあります。

蒸しタオルやスチーマーを使う

蒸しタオルやスチーマーを使って肌を温めると、肌が柔らかくなってその後に使うスキンケアの浸透が良くなります。

少し肌寒いなと感じる頃から肌の乾燥は始まってきます。肌は甘やかしてはダメとは言っていられませんよ!しっかり肌に水分を与えて潤いを保って、その潤いをキープすることで肌の老化も防いでいけますよ。