普段はあまり気にしたことはないかもしれませんが、旅行に行くとなったときに、夏が近づいて水着を着るかもしれないとなったときに、黒ずみがあると焦ることはないでしょうか。
気が付くとお尻に黒ずみやぶつぶつができてしまっていて、とても水着なんて着れない、ましてや温泉で裸になんて！とショックを受ける方は多いようです。
自分ではなかなか目にしないところですから、異変に気づきにくく、気づかないので、対処も遅くなりがちなのがお尻の黒ずみの問題点だと思います。また、場所が場所だけに、こまめなケアもしにくいというのが実情でしょう。しかし、原因を知り、きちんと対処すれば、きれいなお尻に戻ることは可能です。
お尻の黒ずみの原因とは
お尻の黒ずみの主な原因とは摩擦などの日々の刺激による色素沈着です。
お尻は下着の締め付けや、パンツやストッキングなどとの摩擦、座っていることによる圧力など、常にたくさんの刺激にさらされています。ですから、その負担により、肌が防御反応を起こし、厚くなったり、固くなってしまって、色もそれに伴って黒ずんでしまうことがよくあります。
また、お尻は常に摩擦などの刺激にさらされるため、乾燥しやすくなってしまいます。この肌の乾燥も黒ずみを悪化させてしまうのです。さらに、女性ホルモンの乱れがお尻の黒ずみを引き起こしてしまっていることもあります。
妊娠や出産は大きな女性ホルモンの変化を引き起こすので、これをきっかけにお尻の黒ずみが起こってしまうことがあります。また、生理が不順だったりする方の場合も、お尻の黒ずみは発生しやすくなってしまうでしょう。
お尻の黒ずみの原因を取り除く方法 2選
まず、お尻の黒ずみをきれいにするためには、黒ずみを作る原因となっているものを取り除くことが第一歩となります。
黒ずみの原因解消 その1
お尻のどこに黒ずみができているかを確認してみましょう。下着の線の周りに黒ずみができている場合、下着の見直しが必要です。お尻の黒ずみをきれいにする方法の一つ目は、下着を選ぶことです。
下着は必要以上にお尻を締めつけていないでしょうか。普段はく下着であれば、人に見せることも少ないですから、無理に小さいサイズをはいたりして、お尻を締めつけていないか見直してみてください。サイズの合っていない下着は見た目の体形にも大きく影響しますから、良いことがありません。
また、デザインも重要です。お尻周りを締め付けるようなものは刺激や摩擦が強くなるので、肌に負担となります。できるだけ肌への締め付けが少なく、素材も肌に優しい天然素材などのものを選びましょう。
黒ずみの原因解消 その2
お尻の黒ずみを改善するもう一つの方法は、お尻への圧迫を減らすように心がけることです。仕事などで座っている時間が多い方は、お尻の黒ずみに悩むことが多いでしょう。
本当は座る時間を少しでも減らしたいところです。休み時間には席を立って歩くようにすると、血の巡りなどが良くなり、お尻への負担が減るので、可能なら、一定時間経ったら少し立ち歩くようにしましょう。そして、座っている時には、柔らかいクッションなどを使用して、お尻に優しい状態を心掛けてください。
お尻の黒ずみをきれいにするための対策法 3選
お尻の黒ずみの原因を取り除いたら、すでにできている黒ずみへの対策をしていきたいところです。
黒ずみ対策 その1
まず、お尻の黒ずみをきれいにするのに大きなポイントになるのは、保湿とターンオーバーを促進することです。ですから、肌に負担をかけずにしっかり汚れを落とせるような石鹸で洗って、化粧水や美容液などで十分な保湿ケアをするのが、基本の対策法となります。
ゴシゴシ力を入れて洗うことは、摩擦や刺激を増やしてしまうので止めましょう。石鹸や保湿ケア製品は美白効果のあるものを使用すると、黒ずみをきれいにする効果が早く感じられるかもしれません。
黒ずみ対策 その2
また、ターンオーバーを促進するには食生活も重要になります。各種ビタミンや亜鉛、セラミドなど肌のターンオーバーを助けたり、抗酸化作用のある栄養素を多く含んでいる食品を意識して摂取するようにすることは重要です。
黒ずみ対策 その3
すぐに効果を期待したい方におススメな方法なのが、医療機関での治療です。レーザーによる色素破壊や、ケミカルピーリングでの角質除去などは、比較的短い期間で結果が出ます。
病院での治療はちょっとという方におススメしたい方法は、お尻専用の美白クリームやジェルを使用することです。お尻の黒ずみケアに特化した保湿成分や美白成分が入っているので、それ一つでお尻の黒ずみ改善に必要なケアがいっぺんにできてしまうのが大きな魅力です。
お尻の黒ずみは、ミルミルきれいになると言っても、すぐに完ぺきになくなるものではありません。しかし、きちんとケアすれば、成果は実感できるようになるはずですから、ぜひ、気づいた時からケアを始めましょう。
