痛くなることもある二枚爪の治し方と、予防のためのお手入れ方法
指先は人から見られることが多い部分のため、常にキレイな状態にしておきたいものです。二枚爪は見た目が損なわれるため、二枚爪の原因を知り対策を取ることが大切です。

今回は二枚爪の原因やその対策についてご紹介していきます。

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二枚爪の原因とは?

栄養不足

人の爪はケラチンと呼ばれるタンパク質で主に作られています。そのため、タンパク質が十分に足りていないと丈夫な爪が作られにくくなり、二枚爪ができやすくなります。

タンパク質だけでなく、ビタミン・ミネラルの不足も爪が弱くなるため、二枚爪が出来やすくなります。

乾燥

意外に思うかもしれませんが、爪も乾燥します。通常の健康な爪の場合、10~15%ほどの水分が含まれていますが、乾燥して水分量が減少すると二枚爪になりやすくなります。

エアコンや水仕事での乾燥は二枚爪を招きます。保湿を忘れないことが大切です。

加齢や外部からの衝撃

加齢や外部からの衝撃も二枚爪の原因につながります。加齢により指先まで栄養分や血液が流れにくくなり、爪が二枚爪になります。

日頃から指先をよく使う仕事をしている方も二枚爪になりやすいと言われています。また、パソコンのキーボードを爪が長い状態でよく使用している方は注意が必要です。指先に衝撃が加わり、二枚爪になりやすくなります。

痛くなることもある二枚爪の治し方と、予防のためのお手入れ方法

二枚爪の治し方

ヤスリで爪を整える

二枚爪はできるだけ爪に負担をかけないようにすることが大切です。爪ヤスリを使い、爪の形を整えましょう。

ヤスリも爪にこれ以上負担をかけないようにするためにも、必ず1つの方向にかけるように心がけましょう。使用する爪ヤスリも爪切りに付いているものではなく、独立しているネイルファイルを使用します。

しっかりと保湿する

手にはハンドクリームを塗るけれど、爪には塗っていないという方も多くいます。指先、爪までしっかりと塗るようにしまます。

食器洗いや手洗い後など、こまめに塗り保湿を行ないます。

また、乾燥する冬場は爪の乾燥を防ぐためにも、外出時には手袋をするのもおすすめです。乾燥した冬の空気から爪が乾燥するのを防いでくれますよ。

ネイルで保護する

二枚爪は健康な爪よりも薄くなっているため、一時的にジェルネイルを塗って保護するのも良いでしょう。

しかし、ネイルを落とすときに使用するリムーバーは爪への負担が大きいため、頻繁に使用しないことが大切です。

ジェルネイル自体には治療効果はないものの、保護することで二枚爪の進行を防げます。

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二枚爪を予防するお手入れ方法

日頃から保湿を忘れずに

二枚爪を予防するためには、日頃から爪までしっかりと保湿を行なうことが大切です。手が乾燥していれば爪も同様に乾燥していると思いましょう。

乾燥を防ぐために、水仕事のときは手袋を使用するのも良いでしょう。しかし、極度に爪が弱くなっている場合はビニール素材の手袋をはめたときの蒸れでさえも爪への負担となります。

その場合は、はじめに木綿の手袋をはめ、その上から使用しましょう。

食生活の改善

前述したとおり、爪は主にタンパク質から作られています。二枚爪を予防し、健康的な爪にするためにも良質なタンパク質を日頃から積極的に摂取しましょう。大豆製品や肉、魚に多く含まれているので、バランスよく取りましょう。

タンパク質以外にも、二枚爪の改善効果が高いビタミンAや、爪を丈夫にする効果が高いカルシウムも合わせて取るとより効果的ですよ。

指先を温め血行をよくする

指先の冷えは爪まで十分な栄養が行き届かないため、二枚爪になりやすくなります。まずは指先の血行をアップさせましょう。

指先の簡単な血行アップの方法として、爪のつけ根を指で挟むように揉み込んでいくマッサージがおすすめです。自律神経を正常に保つ効果も期待できるため、ストレス緩和の効果も期待できます。

また、手の平をグーパーと握ったり開いたりする方法も、手全体が温かくなるため冷えを感じたときに行なうと良いでしょう。

爪切りはできるだけやすりで

爪切りは爪に負担がかかってしまうため、爪が伸びすぎる前にヤスリを使いこまめにお手入れしていきましょう。爪の形も同時に整えることができるため、美しい指先を保つことができ、二枚爪にもなりにくくなりますよ。

痛くなることもある二枚爪の治し方と、予防のためのお手入れ方法

二枚爪にならない正しい爪の切り方

爪切りを使用する場合は切れ味が良い物を

前述したとおり、爪はなるべく爪ヤスリを使うことがおすすめです。そうはいっても、爪が長くなりすぎて爪切りを使わなくてはならない場面もあります。

そのような場合は、できるだけ切れ味が良い爪切りを使用しましょう。古い爪切りは切れ味が鈍くなり爪に負担がかかります。切れ味が悪い爪切りを無理に使用するのは控えましょう。

1,あらかじめ爪を柔らかくする

爪への負担を少なくするために、爪切りで爪を切る前は少しでも爪を柔らかくしてからにしましょう。お風呂上がりがおすすめです。

2,端から中央に向かって切る

爪切りで爪を切る場合、一気に切ろうとせず、端から中央に向かって少しずつ切っていきましょう。これだけでも爪が割れる可能性が少なくなります。

二枚爪が起こる原因は乾燥や栄養不足、外部からの強い衝撃が主と言われています。二枚爪にならない丈夫な爪にするためにも、日頃からしっかりと爪まで保湿し、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

日頃からまめにケアをすることで、指先まで美しい人になれますよ。