お肌にくすみがあると顔色が悪く見え、魅力が半減してしまいます。お肌のくすみの原因は複数あるため、まずは自分のくすみの原因を知ることが大切です。今回はお肌のくすみの原因や効果的な栄養素やケア方法をご紹介していきます。
お肌のくすみの原因
血行不良
肩こりや冷え性、低血圧の方によく見られるお肌のくすみの原因です。血流が低下するとお肌が生まれかわるのに必要な細胞に栄養が届きにくくなります。それによってリンパの流れも停滞してくるため、体外へ老廃物がうまく排出できにくくなるといった悪循環が生まれます。
夕方になるにつれ顔色が悪くなるといった方は、血行不良が原因のお肌のくすみと言えるでしょう。
毛穴の汚れ
毎日の洗顔が不十分であったり、皮脂が過剰に分泌されると毛穴に汚れが蓄積され、その汚れがお肌のくすみへとつながります。
特にオイリー肌の方は普通肌の方と比べると毛穴のトラブルが起こりやすいので注意が必要です。
また、毛穴をキレイにしようとしすぎて毎日角栓を取ることも、お肌のくすみの原因につながるためやり過ぎには注意しましょう。
乾燥
お肌に潤いが不足していると表面がでこぼこになり、お肌のくすみへつながります。反対にお肌に潤いが十分な状態であれば、表面はキメが整いキキラキラと光を反射するため顔色を明るく見せることができます。
乾燥は冬場だけでなく、エアコンの利用などで夏場でも油断できません。日頃自分がどのような環境にいるのかよく思い出してみましょう。
ターンオーバーの乱れ
睡眠不足や栄養バランスが乱れた食生活は、お肌のターンオーバーの乱れとなります。ターンオーバーが正常に行なわれないことで、古い角質が残りやすくなりお肌全体がゴワゴワとしたくすみにつながります。
お肌に触れた感触がゴワゴワしていたり、メイクののりが悪いという方は、くすみの原因がターンオーバーの乱れと言えるでしょう。
お肌のくすみに効果的な栄養素とは?
1,ビタミン類
お肌のくすみに効果的と言われている栄養素の1つにビタミンCやビタミンEなどのビタミン類があります。
2,ビタミンC
中でもビタミンCは、お肌のくすみの原因となるメラニン色素が増えるのを抑制してくれる効果があると言われています。美肌に必要不可欠と言われるコラーゲンを作り出し、お肌に艶とハリを与えてくれます。イチゴやブロッコリー、ピーマンに多く含まれています。
3,ビタミンE
ビタミンEは血液をサラサラにすることで血流アップの効果が期待できると言われています。血行不良のお肌のくすみの改善にピッタリの栄養素です。うなぎやかぼちゃ、モロヘイヤに多く含まれています。
4,鉄分
鉄分が不足するとお肌のくすみや黒ずみにつながります。貧血予防としても広く知られている栄養素です。女性は特に月経で貧血になりやすいので日頃から意識して摂取しましょう。レバーや卵、パセリに多く含まれています。
5,タンパク質
お肌を作るのにタンパク質は皮膚を形成する大切な栄養素です。そのためタンパク質が不足するとお肌にくすみが出たりカサカサしたりといった症状が出やすくなります。くすみのない美しいお肌のためにもしっかりとタンパク質を摂取しましょう。タンパク質は納豆や豆腐、乳製品、肉や魚介類に含まれています。
食事以外で実践できるくすみケア
正しい洗顔を心がける
くすみの原因が毛穴汚れである場合は、正しい洗顔を行なうことが大切です。洗顔前は必ず手をキレイに洗うのを忘れずにしてください。
洗顔ネットなどを使い、しっかりと泡を泡立てて
優しく洗っていきます。お湯だと皮脂が落ちすぎてしまうため、必ずぬるま湯で洗うようにします。
お肌をしっかりと保湿
くすみの原因が乾燥である場合はしっかりとお肌を保湿することも大切です。高価な化粧水だからもったいないとケチらずに、たっぷりと手にとりお肌に染みこませていくのがポイントですよ。乾燥が気になる部分は重ねづけをしていくと、よりしっかりと保湿ができます。
十分な睡眠も忘れずに
くすみの原因が何であれ、毎日十分な睡眠を取ることが大切です。お肌は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、新しいお肌へと生まれ変わっていきます。くすみがなく透明感があるお肌を目指すためにも、睡眠不足にならないように心がけましょう。
メイクでお肌のくすみをカバーすることも
お肌のくすみはメイクでもカバーすることが可能です。ファンデーションを塗る前にコントロールカラーを使用してみましょう。豊富なカラーがあるので、自分のお肌に適したものを選びます。
お肌のくすみの原因は血行不良や乾燥などと様々です。くすみを改善するには、自分のくすみの原因を知ることが大切です
日々の食事もくすみの改善には必要不可欠です。ビタミン類や鉄分、タンパク質といった栄養素をバランスよく摂取していくことを心がけましょう。