顔の赤みが厄介な「赤ら顔」の2つの原因に合わせた治し方
恥ずかしがっているわけでもなく、てれているわけでもないのに、小さい子供のように、顔に赤みが出る「赤ら顔」に悩まされている方はたくさんいらっしゃいます。メイクをしても隠せない事もあり、困りものですよね。

まずは「赤ら顔」について詳しくご紹介いたします。その原因や治し方、困りものの赤ら顔をカバーするメイクのやり方なども併せてご紹介いたします。赤ら顔でお困りの方必見です。


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「赤ら顔」とは?

特に冬場に悩まされる方が多い「赤ら顔」というのは、その名の通りなのですが、顔が赤くなることです。赤みが出る部分は、人によって違いがあります。

・頬
・おでこ
・鼻
・Tゾーン

といったふうに、部分的に赤くなる人もいれば、顔が全体的に赤くなる人もいらっしゃいます。赤ら顔というと、両頬が赤くなるのを想像する方が多いようですが、赤くなる部分は人によっても原因によっても異なります。

赤ら顔の症状としては、

・敏感肌や皮膚が薄く、毛細血管がすけてしまい赤く見える
・室内と屋外の気温差などの影響で赤くなってしまう
・体質的に赤くなりやすい
・ニキビが原因となって腫れてしまったところが赤く見える
・何らかのアレルギーによって赤くなってしまう

これらはすべて赤ら顔になります。

顔の赤みが厄介な「赤ら顔」の2つの原因に合わせた治し方

赤ら顔の原因に合わせた治し方

赤ら顔の原因はいくつかに分けられるのですが、その中でも多くの方が当てはまる代表的な二つの原因と、その治し方をご紹介いたします。

毛細血管拡張症

肌が赤く見えているのは毛細血管に流れる血液が透けて見えているからなのです。広がったり、収縮したりしながら、血液の流れの量と速さを調整してくれています。

それが、何らかの原因によって、広がったままになってしまうと、その分赤みも強くなって、赤ら顔のようになってしまうというわけなのです。

この毛細血管拡張症の治し方はいくつかあります。

スキンケアの見直し

・拭き取り化粧水
・拭き取りクレンジング
・マッサージ
・ピーリング
・スクラブ

これらはすべて、皮膚を薄くしてしまう原因となり、赤ら顔の症状も悪化しやすくなってしまいます。今一度こういったスキンケアを見直してみるようにしましょう。(赤ら顔専用化粧水はこちら

しっかり保湿する

毛細血管拡張症の場合、お肌が乾燥しやすい状態にあります。水分と油分を与えて保湿しましょう。化粧水後にはせっかくつけた水分が蒸発する前に、クリームでしっかりフタをしてあげて下さい。

また、室内では加湿器を使用したりして、湿度管理もしっかりと行うことをおすすめします。

寒暖の差に注意

寒暖の差が大きければ大きい程、毛細血管拡張症の症状は悪化します。そうならない為にも、夏場は冷房の設定温度の下げすぎに注意するようにしましょう。

冬場は、外出時にはマフラーを使って顔をしっかりと守ってあげて下さい。長時間冷たい風にあたるのも良くありません。防寒対策はしすぎるくらいにしてあげてください。

自律神経を整えてあげる

自律神経が毛細血管の働きを担っています。自律神経が整った状態であれば、毛細血管の働きも正常になります。

自律神経を整えるのに一番簡単な方法は、腹式呼吸を行うことです。お腹で深く呼吸することで、自立神経を整えることができます。毎日腹式呼吸を行う時間を作ってみるのもおすすめです。

腹式呼吸は、鼻から吸って口から吐くというものです。息を吸ったらお腹が膨らみ、履いたらお腹が凹むのを意識しながら行って下さい。

ビタミンE

毛細血管拡張症のお肌は、巡りも悪くなっています。血行促進効果をサポートしてくれる「ビタミンE」を積極的に摂るようにしてください。サプリメントなら手軽で簡単に補給することができます。

食べ物からなら、アボカドやアーモンドがおすすめです。最近、アーモンドの美容効果にも注目が集まっています。1日20粒程度がおすすめです。

酒さ(しゅさ)

30代を過ぎると発症する方が多く、お酒を飲んだ後のように赤くなり、肌の表面がボコボコになるといったケースもあります。

これが原因の赤ら顔を治す方法は次の通りとなります。

直射日光は避ける

酒さの場合、紫外線にあたることで症状が悪化してしまうことがあります。紫外線はNGなのです。そのためお日さまの光を避けることが大切です

日焼け止めだけでなく、帽子や日傘も使用して、徹底的に紫外線からお肌を守ってあげて下さい。

顔に触れる物は清潔にする

酒さのお肌は、ちょっとした刺激にも敏感になってしまっています。枕カバーや布団、ファンデーションのスポンジや、マフラーなど、顔に触れるものは清潔にしておくことを心がけてください。

飲酒はNG

皮膚が熱をもつことは、症状の悪化につながります。飲酒をすると当然皮膚もほてったりしますよね。また、辛い物などを食べすぎるのも良くありません。逆に甘すぎるものもNGです。

できるだけ薄味の物を食べたり飲んだりするよう、心がけて下さい。

皮膚科へ行く

酒さは皮膚疾患です。勝手な自己判断で自己流で治そうとして、逆に症状が悪化してしまって、根治しにくくなるという事もあります。

普通の肌トラブルではないと感じたら、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。

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赤ら顔をカバーするメイクのやり方

赤ら顔をメイクでカバーするやり方にはポイントがあります。

下地選び

コントロールカラーとも呼ばれていますが、この下地選びで顔色は良くもなりますし、悪くもなります。

赤ら顔の方には、赤みを抑える色を選ばなければいけません。おすすめは、イエロー系やグリーン系になります。いがいに思われる方が多いかもしれませんが、赤みを消す為に白などを選ぶのはNGです。

イエロー系やグリーン系から、自分の肌に合う色を選んでください。

ファンデーションの色

ファンデーションの色もイエロー系の「ベージュオークル」「イエローオークル」といった色味を選ぶようにしてください。

化粧品メーカーによって色味にかなり差があります。最近は店頭でお試しできるようにもなっていますので、是非足を運んで、実際に塗ってみて自分の肌に馴染む色味を見つけて下さい。

顔の赤みが厄介な「赤ら顔」の2つの原因に合わせた治し方

赤ら顔専用スキンケアについて

赤ら顔に悩まされている人の為に開発されたスキンケアコスメもあります。化粧水、美容液、クリームなど、様々な商品が発売されています。メイクではその時だけの赤み隠しに過ぎません。やはり赤ら顔の根本的な改善が必要になります。

その為には、原因別の治し方でもご紹介した方法や、赤ら顔専用のスキンケアコスメの使用もおすすめです。

ただし、赤ら顔の方のお肌はいつもよりも敏感になっています。使い始めはピリピリ感があったりするものでも、2日目、3日目と日をますごとにそういった刺激もなくなって馴染んでくれる物もあります。

購入の際は、実際に使用した方の口コミなどもしっかりチェックしておくようにしましょう。

赤ら顔は、赤みが出る箇所にも違いがありますし、原因も人によって違いがあります。症状が改善されない場合は、放置せずに、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。